恋愛にも応用できる、心をつかむテクニック!人の心をガッツリつかむ話し方
みなさんは「人心掌握術」というのをご存じでしょうか。文字通り「人の心をガッツリつかむ」術ことです。それは信頼や尊敬も表すことになり、あなたの影響力や存在価値が大きくなることを意味します。この「人心掌握術」を恋愛に生かせれば…良いと思いませんか?そこで今回は、恋愛に生かせるかどうかはわかりませんが(笑)各著名人の「人の心をつかんだ言葉、スピーチ」を原文のままご紹介いたします。
みなさんも「言葉」の力を感じ、そしてその言葉の力を恋愛や仕事に生かしてみてはいかがでしょうか!
まず「人心掌握術」ときいて真っ先に思い浮かぶ人物と言えば「田中角栄」さんではないでしょうか。1962年、第2次池田内閣の大蔵大臣に就任したとき、居並ぶ大蔵官僚を前にあいさつをした、そのあいさつ文がこちらになります。
「私が田中角栄であります。皆さんもご存じの通り、高等小学校卒業であります。皆さんは全国から集まった天下の秀才で、金融、財政の専門家ばかりだ。かく申す小生は素人ではありますが、トゲの多い門松をたくさんくぐってきており、いささか仕事のコツは知っているつもりであります。これから一緒に国家のために仕事をしていくことになりますが、お互いが信頼し合うことが大切だと思います。従って、今日ただ今から、大臣室の扉はいつでも開けておく。我と思わん者は、今年入省した若手諸君も遠慮なく大臣室に来てください。そして、何でも言ってほしい。上司の許可を取る必要はありません。できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこの田中角栄が背負う。以上!」
この言葉で大蔵官僚たちは、一気に心奪われてしまったそうです。そして「演説の天才」といえば「ヒトラー」もそうですよね。彼の演説のテクニックとしてジェスチャーは大げさに!というのがあります。ただ話すのではなく、ジェスチャーをくわえることによってただ口から言葉を述べるだけよりも、より強烈なインパクトを聴衆に伝えることが出来るんだそうです。また、全身が映る鏡の前で身振りなどを独自に研究し、周りの連中に効果的かどうかを尋ねることもよくあったそうです。さらに以下のテクニックを用いていたそうです。
●抑揚をつけて演説にメリハリをつける。
●とにかく敵を悪にし、味方を正義とする。
●けなされてから持ち上げられることで、聴衆の心は大きく揺さぶられる。
●単純なフレーズを繰り返す。
●夕方に演説を行う→夕方が一般的に人間の心理的バリアが一番弱まる時間帯である。(一日の疲労が、精神的、肉体的もピークに達するのは夕方。みんなイライラして落ち着かず、いわゆる思考低下をきたし、暗示にかかりやすい。)
以上のテクニックを用いてトップへと上り詰めたそうです。そして最近ではアイドルの握手会がありますよね。そこでファンの心をつかむテクニックを教えてくれてるのが某アイドルの女の子。こちらも原文のままご紹介いたします。
「『○○ちゃんから推し変することにしたから!』って言ってくる人って、本当に『さようなら』って意味じゃなくて、私の『なんで他の子に行っちゃうんですか?』の言葉が欲しいんです。でも私は『この人はそれが言ってほしいんだな』ってわかっているから、逆に『うん、わかった!いままでありがとう、またねバイバイ!』ってわざと突き放す。そうすると気になって帰ってきたりとかするんです。ファンの方は『〇〇さん』って名前を呼ぶとすごく喜んでくれるんですよ。呼ぶと喜ぶのがわかっているから、その日に何回か(繰り返し握手しに)周って来てくれるんですけど、なかなか呼ばないんです。名前を忘れたと見せかけて、『バイバイ』ってする前に最後だけ『〇〇さん、またね。今日は本当にありがとう!』って言うと、(相手は)『え? 覚えていてくれたの? 忘れられたかと思った』って、もっと好きになってくれる。」
いかがでしょうか。最後の握手会の話は…もしかしたら恋愛にも役に立つ言葉かもしれませんね。また機会がありましたらこの「人を引きつける言葉、演説」をご紹介したいと思います!