夏は気持ちが開放的になる!ではなぜ夏になると開放的になるのか、その根拠は?
よく「夏は(気持ちが)開放的になる」なんて言葉を聞きますよね~♪海になんか行きますと、女性も大胆な水着を着て遊んでおります。街ゆく女性の服装も…自然と露出度が増えているように感じませんか。これも開放的な気分になっている証拠かもしれませんね!
ではなぜ夏になると開放的な気持ちになるのか?
脳科学に詳しい方にお話をきいてみると…意外な答えが返ってきました。
「質問にお答えする前にまず動物の生態についてすこしお話しさせていただくと、よく私たち人間を含む動物には『発情期がある』っていうのを聞いたことがあると思います。…ですが実は人間には『発情期』というものは存在しないんです。人間の場合、あかちゃんは動物と比べて未熟児状態で生まれてきます。なので女性は『育児をちゃんとしてくれる』男性を選ぶ必要があるので、その適性を見分けなければなりません。その結果、ほかの動物より妊娠する確率が低いので、長く男女の関係を保たなければ赤ちゃんができにくい仕組みになったと考えられます。つまり夏になると開放的になるかどうか、ということは脳科学的にみれば、一定の時期に異性を求める行動に積極的になるわけではなく、夏にしかできないようなイベント、夏休みや花火大会やBBQなどの仕事や学業からはなれた"非日常"を感じることで、脳からでる快感物質であるドーパミンやエンドルフィンなどを分泌して気分が盛り上がる=開放的な気分になると言えると思います。これは一種の興奮状態、トランス状態とも言えます。非日常を感じることができれば、夏だけに限らず、1年中いつでも開放的な気分でいることもできるかもしれないですね。」
なるほど…よく「夏になると恋をしたくなる~♪」なんてお話も聞きますよね(笑)。
実際に恋愛に積極的になる季節として、男性は、4月・6月・7月・9月、女性は2月・6月・8月・12月に告白したくなる、という統計データも出ているんだとか。
つまり、男女とも夏が絡んでいるんですね~♪
ではその理由は何なのか?じつは単純なことが理由なんだそうです。
「いろいろありますが…理由のひとつとして、夏は水着はもちろん、薄着になり"肌の露出が増えること"が多くなることで、視覚的に性的な魅力を感じやすくなる季節だから、ということが言えると思います。男性の脳は島皮質(とうひしつ)という視覚を司る部位が発達していて『この女性が丈夫な赤ちゃんを産めるかどうか?』を目で見て判断するため、視覚が刺激されれば興奮できます。一方、女性は帯状回(たいじょうかい)という記憶や感情を司る部位が発達していて、これは『この男性は何を約束し、どのように実行したか?』を見るものです。女性は視覚だけでは男性ほど興奮できませんが、肌の露出が多くなる夏ですから、男性を興奮させやすい=女性がその気になれば恋に発展しやすい季節と言えるのではないでしょうか。」
またこんなデータも。あるアメリカの大学の先生の研究結果によると、夜9時から深夜にかけて、とあるバーに居合わせた男女に「どれくらい異性に魅力を感じるか」を評価し合う実験をおこなったそうです。その結果、時間が遅くなればなるほど平均点は上がっていき、とくに深夜0時は飛び抜けて高かったそうです。
ということは、いろんなイベントがある夏は、気候的にも比較的過ごしやすい季節なので、夜遊びに出かけやすい=異性が魅力的に見えるチャンスが増えていき、恋愛に発展しやすい、ということもいえるんだとか。
ここからは余談になりますが…米ペンシルバニア大学の研究を引用して報じたところによれば実は人間の体内組織にとっては寒い冬の季節のセックスは特に重要性が高いという研究結果が出ているそうなんです。セックスを行うことで免疫が強化され、病気に打ち勝つ抗体の生成がうながされるんだとか。
研究者によれば、風邪をひいたと感じたときこそ、ただちにベッドインするようにすすめているそうなんです(笑)。セックスの行為の最中での抗体の生成は30%も増すそうですよ~。この他にも、セックスには組織を若返らせたり、肌の状態をととのえる効果のあるコラーゲンの生成を高める効用もあるそうです。ご参考までに!
恋をしたくなる、その思いにはちゃんとした根拠があったんです。
いよいよ本格的な夏が始まりますが、「まだ恋人がいない!」なんて方も、まだまだ間に合います!当店で素敵な出会いを果たして、素敵な夏を迎えてください!