知ってるはず?結婚式の基本的マナーについてもう一度おさらい!
6月といえば…ジューンブライド、つまり結婚シーズンともいえますが…逆に言えば、結婚式に呼ばれるシーズンでもありますよね。そこで今回はちょっと趣向を変えて結婚式における基本的なマナーをご紹介していきたいと思います。
「そんなこと、知ってるよ!」なんて声も聞こえてきそうですが…(笑)、知ってる方は復習がてら、そして自信のない方は参考にしてみてください!
まずは結婚式の紹介状について。呼ばれると…めんどくさい(お金がかかる)反面、嬉しいモノなんですよね(笑)。まずは招待状が来たら、早めに返信すること。通常だと2~3日以内が理想ですが、遅くても記載されている期限までに返信するのが、最低限のマナー。そして返信用のはがきに記入するさいですが…当然ですが、黒で記入すること。できるだけ毛筆、もしくは万年筆で書くのがおすすめです。どうしてもない!書き慣れていないという方はボールペンでも大丈夫。ですがなるべく上記のもので記入すると良いでしょう。
そして返信用のハガキの宛名の下には「行」となっているので、二重線で消して「様」と書き直すのがマナーです。
出席の場合
※まずは「ご欠席」を二重線で消します。また「ご出席」の「ご」も丁寧語になるので二重線で消して、「出席」のみに○をします。
欠席の場合
※欠席の場合は、「欠席」の文字の前に「残念ながら」など、行きたかった気持ちが相手に伝わるようなひと言を添えるといいそうです。さらに、余白の部分には「お祝いの言葉」を記入し、そのうえで欠席の理由、またはお詫びのメッセージなんかを書くとさらにいいそうです。
続いては、「ご祝儀」のマナー。「いったいいくら包めばいいの?」なんて打ち合わせをよく友人同士でしたりしますよね(笑)。あくまで一般的ですが、ご結婚された方との関係性によって「ご祝儀」の相場は変わってくるそうなんです。
友人の場合→3万円
会社関係者の場合→3万円
親族の場合→3万円~10万円
※新郎新婦の友人、または会社関係者の場合の相場は、基本の3万円だそうです。(ただし、新郎新婦の上司で、主賓として招待された場合には5万円~10万円が相場となっております)
また、親族の場合も、少し金額が上がることが多いようです。さらに兄弟同士の関係が深かったり、新郎新婦から見て年長者の場合などは、5万円~10万円が相場となっているそうです。
ただ、親族の間にはしきたりなどもありますので、まずは相談することがおすすめ。そしてご祝儀で気をつけておかなければいけないことが、縁起の悪い数字を避けるのがマナーということ。一般的に偶数の金額は「割り切れる」=「別れ」を連蔵される、ということで基本的にはNGとされています。
※しかし現在では「二人の幸せを祈る」または「カップルを意味する」ということで、ご祝儀に2万円を包むことは許容されてきているんだとか。また1万円札2枚にするのではなく、5千円札を2枚にして、合計3枚のお札を包めば奇数の「3」になる、ということで、このような形式をとるかたもいます。ご参考までに!
なかでも特に注意が必要なのは、4万円と9万円。「死」や「苦」を連想させる数字なので気をつけてください!またご祝儀の袋ですが、「水引」といわれる飾り紐がついています。結婚式の場合は「一度きり」を意味する「結びきり」か「あわじ結び」を使うのがマナーとされています。そして名目を表す「表書き」は、「寿」か「結婚御祝」などを選ぶとよいでしょう。
いかがでしたか?知ってること、知らないことがあったかと思いますが、結婚式は当事者にとって(基本的には)一生に一度の大イベント。なので最大限のマナーを持ってお祝いしてあげましょう。まだまだ結婚についてのマナーはいっぱいありますので、またの機会にご紹介していきたいと思います!